スマホを食事の時も離さない。学校に遅刻し、成績も下がっている。ルールを作りたい。

相談内容(2016年1月・青少年男子の保護者)
スマートフォンを食事の時も離さない。学校に遅刻するようになり、成績も下がっている。最近、授業中にスマートフォンを使っているのが見つかり、没収された。没収されたスマートフォンは保護者が預かっているが、先生から、ルールを決めて本人に渡した方が良いと言われている。本人にルール決めさせているが、父親に却下されている。母親にのみ暴力もふるう。息子は、自由がほしいと言っている。ルールを作るのに何をしたら良いのか、息子に対してどう接すればいいのか。
アドバイス
ルールについては、このまま本人に決めさせるのが適切であり、さらに二重ルールにする。スマートフォンの利用に限らず、自由には責任が伴う。自由がほしければ、責任を持った行動が必要のはずである。まずは責任を持った行動として、生活態度の見直しが必要だろう。遅刻をせず学校へ行く、与えられた課題を期限どおりに提出する、先生や親との約束を守る。こうした行動をすることで、任せても大丈夫だと判断でき、自由も与えられるのではないだろうか。暴力については、110番、少年相談を勧める。警察は一般市民から見ると、怖くて敷居の高い存在かもしれないが、同じ過ちを繰り返してほしくない、正しく育ってほしいという強い思いで対応してくださるので、気軽に相談して良い。
ポイント
青少年のスマートフォンの所有は増え続けており、低年齢化、長時間利用の傾向も進んでいる。スマートフォンやインターネットを新たに利用する際には、長時間利用がもたらす日常生活への悪影響も親子で理解し、事前にルールを話し合うことが大事だろう。親子の信頼関係を損なわないためにも、ルール作りは必須である。すでに長時間利用が常態化してルールが守れない状態では、利用を止められることへの抵抗から、暴力に繋がるケースも少なくない。親子だけで解決しようとせずに、警察など公的機関の支援を受けることも有効だろう。

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