首都東京を襲う地震の想定とは?
<東京の地勢的特徴>
東京は、南方からフィリピン海プレートが北米プレートの下に沈み込み、これらのプレートの下に東方から太平洋プレートが沈み込む特徴的で複雑なプレート構造を成す領域に位置している。南関東では、200~400年間隔で発生する関東大震災クラスの地震の間に、M7クラスの直下型地震が数回発生すると想定されています。
東京は、都市機能を支える電力のほか、食糧や生活必需品など多くの物資を他の地域に依存しており、首都圏以外の地震によって、電力供給停止や物流の途絶などの連鎖的被害が引き起こされることも懸念されます。
<想定される地震例(「首都直下地震等による東京の被害想定」(令和4年5月)より)>
たとえば、東京に最大規模の被害をもたらす都心南部直下地震(M7.3)では、震度7の地域が出るとともに、震度6強以上の地域が区部の約6割に及ぶと想定されています。区部の木造住宅密集地域を中心に揺れや火災による建物・人的被害が発生するほか、交通機関の停止・渋滞等に伴い大量の帰宅困難者が発生する見込みです。また、東京の沿岸部で最大の津波高が想定されるのは南海トラフ巨大地震(M9クラス)で、満潮時にT.P.(※)+2.63m程度となることが想定されています。
※東京湾平均海面のこと。
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